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結果、自然に成る。
継続性を持ってコツコツと積み上げることが
何よりも大切。

  • エイブルビヨウシツ+eye beauty 時時の経営のみならず、環境にやさしい自社商品の開発や、地域貢献活動にも積極的に取り組んでいる、株式会社JINENの代表取締役:井本敏洋氏。今回は、そんな井本氏に、現在のサロンがオーガニックサロンとして人気を集めるに至った経緯から、医療美容への思い、地域との結びつきを大切にしている理由についてお話を聞きました。

日々信念を持ってコツコツ歩んでいくことが大事
<h5>日々信念を持ってコツコツ歩んでいくことが大事</h5>

会社名のJINENは、自然(じねん)っていって、「結果、自然に成る」という禅の言葉からきています。日々の積み重ねで結果がついてきたり、周囲から認められたりするという意味で、すごく共感できて信じることができる言葉なんです。「信念は継続」、これが企業理念でもあります。私は過去に、美容師を続けられなくなるほど体調を崩したことがあって、ドクターストップを受けたほどなんですが、その理由が、生活習慣の乱れやストレスが原因による、全身アレルギーの発生や円形脱毛症でした。薬剤のアレルギーが出てしまうと、美容師はできませんよね。しばらくは発疹や喘息もひどくて、まずは自分が美容師として働ける環境を作らなければならない、というところから始めました。そこで、最初は自分のために、オーガニック商品を取り入れたり、刺激の少ない薬剤を扱っていたのですが、自分と同じようにアレルギー体質や肌のトラブルを抱えているお客様も実は多くて、少しずつファンが増えていきました。そういう悩みを持つ美容師も多くて、美容師を続けたいけど体質的に続けることが難しいというスタッフが少しずつ集まり、結果として、いつのころからか当サロンが「オーガニックサロン」と言われるようになりました。まさに自然(じねん)の言葉通り、自然と成った、という感じです。

がんのお客様に医療用ウィッグの相談をされたことがきっかけでした
<h5>がんのお客様に医療用ウィッグの相談をされたことがきっかけでした</h5>

当サロンが医療用ウィッグを取り扱うようになったきっかけは6年前。がんのお客様に医療用ウィッグのご相談を受けたことでした。その時点ではまだ取り扱っておらず、医療用ウィッグに対する知識もなかったので、材料屋さんにパンフレットを持ってきてもらって、それをお客様にお渡しすることしかできませんでした。そのお客様からは熱心にいろいろとご質問いただいたのですが、こちらもきちんと質問に答えられず、うまく寄り添うことができなかったんです。その半年後ぐらいに、そのお客様はお亡くなりになりました。お客様からの最後だったかもしれない希望にお応えすることができなかったことが本当にショックで、「どうして自分に相談してくれていたのに、期待に応えられなかったんだろう」って落ち込んで。そこから本気で医療用ウィッグを調べるようになり、講習を受講しにいって、「医療美容師」の資格を取りました。具体的には、お客様の病気のケアと心のケアの両方が必要なので美容心理学の学科を学び、実技はウィッグカットで、人工毛、ミックス毛から、長さはロング〜ショートまで、様々なタイプに対応できるように認定試験を受けました。私以外の4人のスタイリストは、医療美容師ではないのですが、LINEASTORIAが認定しているウィッグスペシャリストのシルバーコースに合格した資格保有者たちです。

「参加する」から「賛同者を増やす」へ意識が変わっていっている
<h5>「参加する」から「賛同者を増やす」へ意識が変わっていっている</h5>

滋賀県で商売をやる以上は、「三方良し」という近江商人の考え方に基づいて、お客様と地域と自分たちがリンクしていないと成り立たないと思っています。地域への関わりでいうと、サッカーが好きなので、MIOびわこ滋賀の選手のヘアカットを弊社が半分負担してお手伝いしますというのが、最初のチャリティーで、今も続けています。琵琶湖の環境保全への関わりとして、「イナズマロックフェス」への参加があります。美容師ができるチャリティー活動としてブースを出して、外来種の植物駆除のために県庁に寄付しました。こういった活動に、初めは「参加する」という感じだったのですが、今では「賛同者を増やしたい」というふうに、少しずつですが意識が変わってきているように思います。自社のオリジナル商品を開発したのも、環境や健康のためではもちろんあるものの、それを買っていただくことで売り上げの一部が寄付される仕組みを作って、誰もが気軽にチャリティーに参加できるようにしたかったからで。何か大きな大義があって、みんなを巻き込んで「やってやるぜ!」みたいなテンションではないですけど(笑)、どこかのセレブが大金を寄付するみたいな感じじゃなくても、小さなアクションかもしれないけれど確実に関わりを持つことができるというのを、僕はヘアドネーションのドナーさんから教えてもらいましたし、そういう気持ちを持っている子供たちの髪をたくさん切らせていただく度に、「すごいなぁ」って、自分たちには何ができるかなって考えて、できることをこつこつやっていけたらなっていう思いで、チャリティー活動に取り組んでいます。

077-567-2828

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